勾玉は、古代日本からの装飾具のひとつ

日本では、縄文時代の遺跡から発見された勾玉が一番古いものとされ、古代日本から装飾具として身につけられていたと考えられています。

魏志倭人伝よると、あの邪馬台国女王から魏への貢品のなかにも、勾玉があったとの記述があります。

古代女王

「日本書紀」「古事記」にも記述があり、私たちが生きている現代にまで伝えられている形、それが勾玉なのです。

勾玉は、魂のかたち?祭祀にも使われていた

勾玉の形の由来は、動物の牙、胎児など諸説あります。文字のない先史の時代からのものなので、何から勾玉の形になったのか、今となっては知るよしもありませんが、その由来の中に、『魂の形』というものがあります。

勾玉は祭祀にも使われていたとされていますので、魂の形を表したもの、というのは納得がいきますね。

勾玉ペンダント

ですから、ご遺骨を勾玉にして身に付ける、お守りのような気持ち。
それは古代からの自然なものと私たちは考えております。